和楽器ことはじめ


長唄唄方~芳村伊十郎と東音宮田哲男

 ただいま問題が発生。問題が発生というと、少々大げさだが、事実なので・・・・・・。
言ってみれば、文明の利器による弊害(また大げさだな・・・)。

 伊十郎と組む三味線方は演奏がいいと思い、コロムビアから出ている「七代目 芳村伊十郎長唄全集」を買い続けている。それぞれに名演だし、伊十郎の声は張りとツヤがあってきれいだ。独特な唄い方で当時の長唄界に新風を吹き込んだ名調子。「伊十郎節」と言われるだけのことはある。また、こういう名演がきれいな録音のまま残っていて、手近に聴けるというのも実にありがたい。


 話は変わって、きょう、五司郎先生にダビングしていただいた、東音 宮田哲男(唄)と杵屋五三郎の「秋色種」をじっくり聴いていた。

 ところが、唄が全然違うじゃない! で、よくよく譜面を見ると、宮田さんのほうが忠実なのである。つまり、こちらのほうが音程が合っている訳だ。しかし、どうも違和感を感じてしまう。最初に聴いた曲の印象というのは、なかなか拭えないもので、それが名演であればあるほど、それを基準にしてしまう。
 最近は、車の運転をしながらでも、長唄のCDを聴いている。いや聴いているというよりは、つい唄っている(窓は閉めてるけどね)。三味線を聴くつもりが、ついつい合わせて唄ってしまっているのだ。そして伊十郎とハモって悦に入っている自分がいる(笑)

 危ない危ない。このままでは、伊十郎の唄い方をマスターしかねない勢いだ(恐れ多いか、それは・・・・・・)。
 で、基本的な唄い方に戻そうと、今度は宮田さんの口まねをしようとしている。これがまた難しい。そこはそんなに高音を出すのとか、三味線との「間」など、大きく違う箇所がたくさんある。結局は先生に教わり、節回しなど矯正されることになるのだが、車の中ではついついお気に入りのCDをかけるものだから、その積み重ねって、稽古より回数が多い訳で、そう考えると、ちょっとおそろしい・・・・・・。
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by wagakkiya | 2005-05-04 02:24 | 古典芸能音楽(2)

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