きのう(日曜日)、お稽古で姿勢を注意された。
私は太ももの外側に半分くらい出して置いていたので、胴の位置を少し内側(左上)に載せ、3分の1くらいが出るようにと、先生に教わった。
それに伴って棹の位置が3,4センチ左に移動したので、ずいぶん勝手が違って、きのうのお稽古はさんざんだったが、それでも、「琴の合方」(二上りの最後)まではどうしても教えておく、という先生の意気込みからか、40分近くも一対一で稽古をつけてくださった。「虫の合方」で少々つまずこうがお構いなしで、一定のペースで通して弾くことを教わり、ミスはまさに“無視の合方”だった(笑)
二上りに入ってからは、さらにさんざんで、足もしびれて痛くなり、緊張しながら弾いた。音がつながっていかなくて何度もストップし、そのたびに叱られたが、だって難しいもんとは言えず黙々と弾いた。
で、きょうも手を落とさないようにと、きのう教わった位置で三味線を構えたら、音が全然違うんですよ。音が大きく明瞭で、一音(2本)くらい上の調子みたいな明るさがあるんです。
おかしいなと思って、従来の位置に戻すと音がしぼむんです。胴と足はある接点で接してるだけで、位置を動かしても大差ないはずなんだけど、胴とももが接触する位置によって振動が変わってくるのかなぁと推測。
自分の耳の聞こえ方が違うのかとも勘ぐって、人に聴いてもらったら、やっぱり音が違う、「華やかになった」と言われました。正しい姿勢で弾くと、無理な力も入らず、いい音で弾けるということに気づきました。
おひざもとを敷いたおかげもあるかもしれないけど、確実に音が変わるのでお試しあれ!