和楽器ことはじめ


2005年 06月 07日 ( 1 )



三郎治さん(その3)

三郎治さんは、稽古についてこう語っている。

「『吾妻八景』なら一日7,8回は稽古する。通して納得のいくまで弾く」

   あんなに長い曲を集中して弾くのはたいへんなことです。


「同じ曲を1,000回稽古したとする。1,001回目で、まさに三味線の音しか聞こえなくなり、三味線と体がひとつになったときにはじめて、三味線に命が吹き込まれ、いい三味線となる」

   唄とともに弾く場合の喩えです。無心になるということでしょう。宇宙を感じるということでしょう。仏教ですね。


「素人には素人の弾き方がある。プロの真似をするな」


   正確に弾くことがまず肝心で、プロの技巧をにわか仕立てで自分のものにしようと思うなということですね。


「棹を引き擦るな」

   これは、なかなか難しいんです。手が速くなればなるほど左手が追いつかなくなり、どうしても引き擦ってしまいます。棹から手を放している余裕がないんです。しかし無闇に引き擦ってては、曇った汚い音になってしまうからだそうです。ただし、これは先生のクセによって、引き擦っていいところもあります。研精会譜でいうと、「2・→3・」や「3・→#4・」などです。
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by wagakkiya | 2005-06-07 23:57 | 心の琴線(4)

    

和楽器屋の職人仕事と邦楽・伝統芸能の魅力をわかりやすく熱く語ります!
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