「五郎」の次の曲は・・・
大曲「秋色種」(あきのいろくさ)です。
なに、この巨大な壁は!
「小鍛冶」(こかじ)や「鞍馬山」ではありません。
「都鳥」でもありません。
私の好きな「蓬莱」でもありません。
長唄史上、最高の名曲と言ってもいい「秋色種」です。
なにゆえ、一足飛びに「色種」(略して「いろくさ」)なのか!
もちろん、次の曲が「色種」だというのは知っていましたが、
いざ、予習を始めると、まったく曲になりません。
最初の「前弾」(まえびき)くらいはなんとかなりますが、
唄に入ってからは何を弾いているのかわからなくなりました。
音が流れていかないのです。
やはり「壁」です。
これは一年かけても損はないというほどの曲です。
そんな悠長なことは許されないだろうけどね(笑)
ちなみに、「色種」の次は「八景」(吾妻八景;あづまはっけい)が控えております。
ひえ~~~~っ! 堪忍して~~~~!